更生する少年たちの心

安倍内閣メールマガジン
第21号/19.3.15

この日、広島の少年院も訪ねました。再非行1.1%、少年院送致0%。

昨年、ここを出院した少年の保護観察結果です。

ここ数年、劇的な矯正を実現しているこの数字の裏に、どのような教育があるのか、是非とも見たい所でした。

ここでは、自尊心を傷つけられ、疎外感を感じている子どもたちに、社会的絆をつくる教育が行われていました。

愛情、信頼、といった心を育てることが社会に適応する能力を形づくる鍵となるのだと思います。

かつて、親に向かって「自分を売った」とまでなじった少年も、「小学3年生でいじめを受け、誰も信用できなかった」と告白した少年も、「この少年院に来てよかった、失敗があっても、苦しくても、つらくても、寮の先生やみんなと一緒にのりこえることができた」と話しました。

「もう絶対に人生を間違えないように一歩ずつ歩んでいきたい。」と語る少年の純粋な目を見ていると、私も目頭が熱くなりました。

失敗をくりかえした末に悟った信頼の大切さや失敗をのりこえることによって体得した強さは、少年たちの人格を形成する幹となり、これからの人生を支えていくに違いありません。

少し遠回りをしたけれども、立派に更生し、社会に出て、夢に向かって生きていってほしいと思います。