日本の「決意」

こんにちは、安倍晋三です。
4月5日、国際社会の警告を無視し、北朝鮮がミサイルを発射しました。
このミサイル発射は国連決議に反し日本の上空を通過し日本の安全を脅かす行為です。

断じて許すわけにはいきません。

国連において非難決議を行うべく外交を展開しなければなりません。
「中国やロシアが反対するから決議を目指すのは無駄だ。止めた方が良い。」と言うことを訳知り顔で言う評論家や外交官がいますが、それは間違っています。

2006年のミサイル発射に対する決議の際も今回と同じように中国は決議に強く反対し、やはり同じように「決議を目指すのは愚かである」との議論がありました。

私はその時官房長官でした。

私は「このミサイル発射で最も脅威を受ける日本は強く主張するべきだ」と決意いたしました。結果は中国が折れて満場一致で決議しました。
国連という場は各国が自国の国益を懸けて鎬を削ります。
最初から勝負を降りているのであれば外交官はいりません。まずはチャレンジするべきなのです。

もちろん2006年と違い日本は議長国ではなくなりました。また、今回北朝鮮は「衛星」と主張しているテポドンしか発射していないので状況は厳しいです。
しかし、結果として議長声明に終わってもまずは決議を目指し、日本の意志を示すべきでしょう。

また、日本独自の制裁を行うべきです。経済制裁には、その効果と同時に「国家としての決意」を示す意味があります。

拉致問題で誠意ある対応を示さず、そしてミサイル発射を強行した北朝鮮にも日本の「決意」を示さなければなりません。